番組DJの寺田有美子さんと作詞家の鮎川めぐみさんの、ハートフルなトークや、ゲストによる「いのちの歌」の紹介、心に響く「詩の朗読」もありますので、ぜひお聴きください!
去年の春から毎月最終木曜日15時から一年間に渡ってお送りしてきたこの特別番組が今回で一区切りとなるため、作詩を手掛けられた鮎川めぐみさんと10代のころから親交の深い女優・大竹しのぶさんへの特別インタビュー、「広め隊」メンバーでもあるシンガーの近藤知世さんと京都府府民生活部人権啓発推進室長西川定彦さんをゲストに迎え一年間の活動を振り返るとともに、3月29日の京都府庁旧本館で開催される観桜祭の告知、作曲家千住明さんからのコメントを紹介しました。
●大竹しのぶさんインタビュー
・「つながり」と「思いやり」について考える
思いやりを感じることについて感覚が鈍くなりたくないですね。日々の生活の中に優しい心、思いやりはいっぱい発見できます。瞬間瞬間でしか遇わない人との思いやりの交換、ふれあいを大事にしていきたいですね。
芸能界は特別な世界と思われがちですが、私自身は世間が思う「大竹しのぶ」のイメージに特にとらわれず、意識せず過ごしています。人にどう思われても関係ないですが、割と普通に、気遣いを持って仕事をしています。
時間のある時に、各地のホスピスで歌を歌っています。歌を聴くことによって病気の痛みがやわらいだりすればいいなと思ったことがきっかけだったのですが、ある時、山形のホスピスで一人の女性が、私が歌っている間ずっと「ありがとうありがとう」と声をかけてくださいました。クリスマスに同じ病院に行ったとき、「きよしこの夜」をみんなで歌おうという事になったんですけど、ひとりのおじいさんの顔をみたら、泣いているんです。その方は口に出して歌ってはいなかったのですが、「心」で一緒に歌っている、と感じました。その時、人の中には、たくさんの想いがあっても、想いを声に出して表現したり、外に出す事ができない人もいるんだなということがわかりました。
そういったいろんな人との出会いや想いを通じて、役者として演技で表現するときに、一回一回を大切に、一生懸命やるようにしています。
・大竹さんからは、「こころ動かされたいのちの歌」として、ジュスカ・グランペールのインスト曲に鮎川さんが詩をつけ、大竹さんが歌われた「祈りのボレロ〜Bolero Preghiera〜」をご紹介いただきました。
●シンガーの近藤知世さんと、京都府府民生活部人権啓発推進室長西川定彦さん、作詞家の鮎川めぐみさんが一年間の活動を振り返りました。
・近藤さん
「世界がひとつの家族のように」この歌は、私が京都のライブで一緒に演奏してもらっている方にすすめられて、そのメッセージに共感し、自分のライブでも歌うようになりました。
京都の各地の小学校を訪問し、一緒に歌う機会が何度かあった中で、子どもたちが一生懸命に聴いてくれたり、一緒に口ずさんでくれたりして、清らかで心洗われる体験ができました。
作詞家である鮎川さんは、とても癒される存在です。詩の中の「何かが出来るわけじゃない だけど心は動いてる」という歌詞が大好きなんです。この歌は、身近なことにも遠い未来にもあてはまる内容だと思うんです。そのメッセージを自分の声にのせて、これからも多くの人に伝え、広めていきたいです。
・西川定彦室長
この歌は「人権」というとどこか堅いイメージだけれど、思いやりやつながりなど、やさしいイメージでとらえて、みんなで口ずさめる歌があったらいいなと活動に参加する学生からの発案から生まれました。
昨年6月の京都府庁開庁記念式典で、はじめて合唱というかたちで披露し、京都府や市町村のイベント、学園祭で歌わせていただきました。京都府内の小学校では、合唱だけでなく、鮎川さんの朗読や紙芝居で歌に込めたメッセージを広めています。
これまでで通算20ヶ所以上の場所を訪問し、一万人以上の方に聴いていただき、歌っていただきました。つながりの中でこの歌がここまで広まって、とてもうれしく思っています。人権啓発の新しい取組みの形ができ上がってきたと感じていますので、これからも地道に本当の人権の大切さというものを多くの人たちに伝えていきたいです。
現在、これまでの合唱や演奏・メッセージを合わせたDVDを作成しています。「We are the world」のように人がつながり、支え合う事の大切さのメッセージを京都から全国に発信していきたいです。
今週末3月29日の観桜祭初日、京都府庁旧本館でヒューマンコンサートを行います。他にも催し物がたくさんありますので一人でも多くの方にご来場いただきたいです。
・鮎川さん
一年を振り返ると、感謝という言葉しかありません。京都のいろいろな学校、イベント、場所に行かせていただいて、出会いをとおして歌の力を感じました。この歌を作って、本当によかったなと思っています。
●千住氏よりリスナーへコメント
アルファステーションをお聞きのみなさま、千住明です。
この一年間京都府人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」を制作段階からレポートしていただきありがとうございました。
たくさんのリスナーの人達にこの曲を歌っていただきさまざまなスタイルでそれぞれの個性が生きたと思います。
この輪、小さな活動がだんだん広がってきたように思います。
色んなジャンルで、色んな歌い方でこの曲を自分たちのものにしてもらって、作家である鮎川さんや私の手を離れて育ってきたのではないかと思います。
また皆さん集まって、この曲が歌える日が来ることを夢見て、いつもこの曲の事を考えています。
一年間どうもありがとうございました。
2月22日(土)、23日(日)に亀岡市で開催された「東部センターまつり」、また1月に訪問した綾部市立上林小学校と福知山市立川合小学校の様子を振り返りました。
●東部センターまつり
2月22日(土)、23日(日)、亀岡市で2日間にわたって開かれた「東部センターまつり」では、東部文化センターや東部児童館で活動しているサークル・団体の皆さんが日ごろの成果を発表したほか世界人権宣言65周年にあわせて、人権啓発のための特別企画公演やパネル展示なども行われました。
また、地元の歌のサークルの皆さんによる「世界がひとつの家族のように」の合唱、鮎川めぐみさんの朗読、ジュスカグランペールの演奏、塗り絵を子どもたちに楽しんでもらうブースも行いました。
・当日の亀岡市 生涯学習部人権啓発課 東部文化センター・東部児童館 館長の 石田富弘さんのインタビュー
先月このイベントの紹介に寄せていただきましたが、それから1ヶ月。充実しすぎてあっという間の本日でした。私たちスタッフだけでは、ここまでのことができたかどうか分かりませんが、イベントに参加してくださるサークルさんや地域の方々が協力してくださったからこその今日だと思います。皆さんとの繋がりで完成したイベントです。
また、この放送を聞いてくださっている方との間にもつながりが生まれていると思います。少しでも興味を持たれた方が、来年このイベントに訪れてくださることを楽しみにしています。
・「世界がひとつの家族のように」の合唱をしてくれた「童謡と唱歌を歌う会」のサークルのメンバーへのインタビュー
皆で心をひとつに、頑張って練習してきました。今日は私たちの歌と一緒に会場の皆さんも口ずさんでくれたのが嬉しかったです。また、ジェスカグランペールさんの伴奏で歌えたことは、本当に記念になりました。
・「童謡と唱歌を歌う会」指揮者・石川久先生
今日はみんな張り切って歌ってくれたと思います。今までの練習の成果を出し切り、元気に楽しく歌えていたように感じます。
ありがとうございました。
●綾部市立 上林小学校と福知山市立 川合小学校の訪問について
学校をあげて特別に開いて頂いた“ふれあい集会”のなかで子どもたちと交流しました。
両校とも、子どもたちの合唱、広め隊メンバーが描いた絵に合わせての歌詞の朗読、紙芝居アカショウビンの紹介、近藤知世さんの歌、法務省人権イメージキャラクターの「人KENまもる君・あゆみちゃん」や京都府広報監の「まゆまろ」の登場、最後は会場の全員で「世界がひとつの家族のように」を合唱という流れで交流しました。
・上林小学校の生徒に合唱の感想を聞きました。
はじめて歌を聞いたときには分からなかった、歌に込められた想いが鮎川さんの朗読を通して、すごくよくわかるようになりました。これから歌うときは、その鮎川さんの想いを込めて歌っていきたいと思います。
・川合小学校の生徒に合唱の感想を聞きました。
当日急遽、合唱に参加された山崎市長をステージ上にて公開インタビューができました。
たくさん練習したのでちゃんと歌えて良かったです。この歌を歌うとすごく優しい気持ちになれるので、これからも歌いたいと思います。
2月22日(土)、23日(日)に亀岡市で開催される「東部センターまつり」について、ご担当の東部文化センター・東部児童館 館長の 石田富弘さんにご紹介いただきました。また、ゲストにシンガーソングライターの長谷川きよしさんをお招きして、お話をうかがいました。
●東部センターまつり
長亀岡市 生涯学習部人権啓発課 東部文化センター・東部児童館 館長の 石田富弘さんにイベントについてご紹介いただきました。
「世界がひとつの家族のように」からは、広め隊メンバーの塗り絵コーナー、「世界がひとつの家族のように」の合唱、鮎川めぐみさんの朗読が行われました。
2月22日(土)、23日(日)に亀岡市東部文化センターで開催されます「東部センターまつり」。児童館の利用サークル・団体などの会員と地域住民の方々が、様々な文化交流を通じて互いに理解を深めながら、人権意識の向上を図ろうというイベントです。特に今年度は、世界人権宣言65周年の節目の年ということで、特別企画公演やパネル展示、模擬店なども企画しています。
2月22日は『ヒューマンステージ』と題したステージイベントの中で、地元で活動する和太鼓やウクレレ、フラダンス、体操などのサークルの方々が日頃の練習の成果を発表され、保育園児による歌の発表もあります。
また、この日には、京都府人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」の合唱や、鮎川めぐみさんのトーク、ジュスカグランペールさんの演奏なども行われます。特に合唱では、昨年の10月から歌声サークルの皆さんが練習してきた成果を披露する予定です。
22日・23日ともに、東部文化センターの1階ふれあいルームで地元のサークル活動の作品を紹介する展示発表を行います。こちらでは、押し花や絵手紙、パッチワークなどの作品をご覧頂けます。エントランスでは、障害者の子どもやそのご両親が1年間の活動の成果として模擬店を出店します。
23日(日)にはクッキーズという劇団による歌とミニミュージカル、さらに、盲目で車椅子のブルースミュージシャン「山下純一」さんのコンサートを行います。
スタッフも少ないながら、地域の方々やサークル活動をされている方に支えられて開催する東部センターまつり。一人でも多くの人にきていただき、その方々が人権に関することに触れ、何かに気付くことができるようにしたいと考えております。
●長谷川きよし氏 インタビュー
今年でデビュー45年。早くからシャンソン、サンバ、ラテン、ジャズ、ロックなどあらゆる音楽のエッセンスを取り入れた独特のスタイルを確立させ、ワールドミュージックというジャンルの先駆者として活躍。また、盲目のシンガーソングライターとしても著名な長谷川きよしさんをお招きして、お話をうかがいました。
「昔から好きだった京都に、東日本大震災をきっかけに移り住み、毎日路地の隅々までを散歩しています。京都には 他の地域にない魅力を感じます。それと同じで、音楽には音楽にしかない魅力があります。私は子どものときから歌うことが好きで、自分が歌う伴奏をするための楽器としてギターを手にしました。そして年を重ねるごとにシャンソンやブラジル音楽など自分にインスピレーションを与えてくれる音楽に出会うことができ、今の自分があります。音楽はよく言われるように、すべての人が一様に素晴らしさを共有できるものだと思います。また、多くの人に衝撃や感動を与えることができるものだと思います。だから自分も感動を与える音楽を精一杯生み出していきたいと思います」と音楽とともに歩んだ半生を振り返ってお話いただきました。
最後に長谷川さんの心に響く一曲として、長谷川さんの恩師が訳した歌詞で長谷川さんが歌う「愛の讃歌」をご紹介いただきました。
12月7日に長岡京市で開催された『人権を考えるつどい・第36回障がい者児の人権を考える市民の広場』と、12月15日に綾部市で開かれた『あやべ人権フェスタ2013』のイベントを振り返りました。
●『人権を考えるつどい・第36回障がい者児の人権を考える市民の広場』
長岡京市立中央公民館で開催され、当日はアニメ映画『どんぐりの家』の上映や障がい者施設・団体・小学生による体験発表、人権擁護委員の活動報告、長岡京市少年少女合唱団の合唱・手話コーラスの発表などのステージイベントのほか、障がい者施設の製品の販売、様々な活動のパネル展示、車いすやアイマスクの生活体験、福祉体験コーナーなどが設けられました。
「世界がひとつの家族のように」からは、広め隊メンバーの塗り絵コーナー、「世界がひとつの家族のように」の合唱、鮎川めぐみさんの朗読が行われました。
・当日の広め隊スタッフインタビュー
佛教大学3年生の菊池正晃さんと、おなじく上井康佑さんに話を聞きました。
子どもたちに塗ってもらった絵をボードに貼付けています。子どもたちには御礼に飴をあげていますが、みんな楽しんで、笑顔で塗ってくれているので、見ている自分たちのほうが癒されます。
塗ってもらった絵はそれぞれ手をつないで見えるように貼るんですが、こんな風に皆が笑顔で手を取り合って暮らせる世界になれるように、微力ながら頑張っていきたいと思います。
・長岡京市企画部次長 兼 人権推進課長の松尾幹郎さんへの当日インタビュー
イベント会場では、子どもたちが理解し易いように、障がい者体験コーナーをたくさん設置しています。例えば、アイマスクをして歩く体験や車椅子で移動する体験です。
障がい者の方の疑似体験をしてもらうことで、子どもたちに何か「気付き」を持って帰ってもらえたら……と願っています。
そしてできることなら、その「気付き」を学校や家庭にいる近しいの人にも共有し、広めてもらえたら嬉しいです。
・「世界がひとつの家族のように」を歌ってくれた長岡京市少年少女合唱団&保護者のインタビュー
子どもたちからは、鮎川さんと共演することができたことを喜ぶ声が聞かれました。また、日頃接することのない「手話」に関心を持った子どもたちも多かったようです。「世界がひとつの家族のように」の歌については、難しかったけれど、歌詞がすごく良いので、歌えて嬉しかったとの感想が多かったです。
保護者の方からも、「子どもと一緒に歌詞の内容を考えながら歌えたことは、有意義な経験でした。1つのハーモニーを子どもと作り上げ、さらに、聴衆の方とも通じ合えるこの歌は本当に素晴らしいと思います」との言葉をいただきました。
●あやべ人権フェスタ2013
綾部市I・Tビルを会場に行われた『あやべ人権フェスタ2013』では、午前中に人権擁護委員の活動紹介とアニメ映画「それいけアンパンマン とばせ希望のハンカチ」の上映が行われました。
午後の部では、オープニングセレモニーとして綾部市の合唱団の方々による「世界がひとつの家族のように」の合唱が披露され、さらに、鮎川めぐみさんの朗読、ゲストアーティスト「ジュスカグランペール」の演奏がありました。また、書道家の金澤翔子さんによる書の実演とお母様の金澤泰子さんによる講演も行われ盛りだくさんでした。
・綾部市市民環境部人権推進課担当長の森川 朋子さんへの当日インタビュー
今日の合唱のために10月に合唱団の結団式をして本日に臨んでいます。結団式には鮎川さんも来てくださって、歌詞に込めた想いなどを語っていただき、団員たちはそれを胸に本日歌わせてもらうと思います。
私自身、人権とはお互い手を取り、知ることから始まると思っています。その意味で「家族のように」というフレーズが大変気に入っています。様々な人がこの歌を聞いて家族のようになれるキッカケを携えて帰ってもらえたら嬉しいです。
・山崎善也綾部市長の公開インタビュー
当日急遽、合唱に参加された山崎市長をステージ上にて公開インタビューができました。
合唱のまち・綾部を目指している綾部市には、大小ふくめて20組以上のコーラスグループがあります。合唱は各パートが力を合わせながら、それぞれの歌声を奏でることで、美しいハーモニーを構成するところに魅力があると思います。互いに理解し合い、尊重し合って生み出すハーモニーはまさしく平和の心と繋がっているようにも感じられます。
綾部市は世界連邦宣言都市第一号でして、それが市民の誇りでもあります。世界が1つの国であれば、戦争も差別もなくなるというその理念と、「世界がひとつの家族のように」に流れる想いが重なっていることに、大変嬉しく思っています。
11月3日(日・祝)に、みやこメッセで開催された京都ヒューマンフェスタ2013を振り返りつつ、12月に長岡京市、綾部市で行われるイベントについてお伺いしました。
●京都ヒューマンフェスタ2013について
メイン会場では「藤本美貴さんのトークショー」や「それいけ!アンパンマンショー」「NPO法人の活動紹介」、「人権擁護啓発ポスター展」「世界の料理コーナー」などがあって、子どもから大人まで、色んな世代の多くの方が足を運んでくださいました。
また、別の会場では、千住明さんの記念講演や鮎川めぐみさんの世界人権宣言朗読、有識者の方を招いてのパネルトークなどを行った「人権フォーラム」、「世界がひとつの家族のように」広め隊のメンバーの企画・運営による福島県の子どもたちの支援を目的とした「チャリティコンサート」、
「いのちのメッセージ展in京都」などの取り組みも行われました。
フィナーレでは千住明さんの指揮で会場の皆さんとも一緒に「世界がひとつの家族のように」の大合唱が行われました。
●千住明さん、インタビュー
フィナーレの大合唱後、千住明さんに感想をうかがいました。
覚えやすく親しみやすいメロディーをと、今日のように初めて聞いた方でも一緒に歌ってもらえることを心がけて作った曲なので、会場の皆さんと一緒に歌えたことは嬉しかったです。外国の方が泣きながら歌ってくれた姿には心を打たれました。同時に、やはり、音楽は世界共通の言語なんだな、と改めて認識しました。
今日のように皆さんと一緒に合唱すると、あらためてこの曲が一人歩きをし始めたという実感がわきます。ワールドワイドに色んな編曲をしてもらい、広まっていくことを願いながら、今後この曲がどう育つか楽しみにしています。
●チャリティコンサートを終えて
立命館大学3回生・春名瑞生さんにお話を聞きました。
リハーサルをした時、鳥肌が立つほどステキなコンサートになるだろうと思いました。
ただ、本会場から離れていたため、はじめはあまり人が入ってくれなかったので、チラシを持って本会場で呼びかけたら多くの人がコンサートを聞きにきてくれて嬉しかったです。
また、空中ループさんがアレンジしてくださった「世界がひとつの家族のように」を、私たち広め隊メンバーも登壇して一緒に歌わせてもらったことは、素晴らしい体験でした。会場の皆さんと一緒に歌っていることを実感できて、スゴく嬉しかったです。
広め隊のメンバーとなって、普段なら会うこともない人と出会えたことは自分の視野を広げるいい経験になっていると思います。また、この活動を通して、企画力や実行力を養っていきたいと思っています。
●12月7日開催、長岡京市『人権を考えるつどい・第36回障がい者児の人権を考える市民の広場』について
長岡京市企画部次長兼人権推進課長 松尾幹郎さんにイベントについておうかがいしました。
すべての人々の人権が尊重される社会を築くため、そして、一人ひとりが人権尊重の理念について理解を深め、正しい知識をもち、人権意識の高揚を図ることを目的として開催する人権啓発イベントです。
当日はアニメ映画『どんぐりの家』の上映や、障がい者施設・団体・小学生による体験発表、人権擁護委員の活動報告、長岡京市少年少女合唱団の合唱・手話コーラスの発表、障がい者施設の製品の販売などをはじめ、様々な活動のパネル展示コーナー、生活体験、福祉体験コーナーなども設ける予定です。
人権の大切さは「気付き」に始まると思います。来場いただくこと、それが人権を考えるの第一歩なので、ぜひ皆さん会場に足を運んでください。
●12月15日開催。『あやべ人権フェスタ2013』について
綾部市では 綾部市第5次総合計画において、第1章第1節に「人権尊重社会の実現」を掲げ、綾部市人権教育・啓発推進計画に基づき、真に人権が尊重される心豊かな社会の実現を目指して様々な取組を行っています。「あやべ人権フェスタ」もその取り組みのひとつで、人権について理解を深めていただき、人権尊重の意識を高めていただければと思い企画しました。
午前の部では人権擁護委員の活動紹介やアニメ映画「それいけ!アンパンマン」の上映があります。午後の部は、綾部の合唱団による「世界がひとつの家族のように」の合唱で始まって、鮎川めぐみさんのトーク、ジュスカグランペールによるミニライブ、さらに、人権講演会として書家の金澤翔子さんによる書の実演と、金澤翔子さんのお母様、金澤泰子さんが『ダウン症の娘(こ)と共に生きて』と題した講演を行います。
ダウン症という障がいについて聞いてもらうことで、人には可能性がいくらでもあることを知ってもらうと同時に、コミュニケーションを通じて人権を考えてもらえたらと願っております。
11月3日(日・祝)に、みやこメッセで開催される京都ヒューマンフェスタ2013が4日後に迫る今回。ヒューマンフェスタ2013のイベントにスポットを当て、ゲストには「京都ヒューマンフェスタ2013」の主催団体の一つ、「京都人権啓発推進会議」のスタッフ・石川栄基さん、チャリティコンサートの企画・運営を担当される「世界がひとつの家族のように・広め隊」の代表の立命館大学3回生・磯崎舞さん、コンサートに出演される京都の4人組バンド「空中ループ」のボーカル・松井省吾さんの3名にお話をお伺いしました。
●京都ヒューマンフェスタ2013について
「京都人権啓発推進会議」のスタッフ・石川栄基さんにイベントの概要をおうかがいしました。
ヒューマンフェスタの前身である「人権府民のつどい」から数えて30回目にあたります。出発点が人の心に訴えるイベントだからこそ、粘り強く開催してこられたことを嬉しく思っています。
今回のテーマは「一緒に考えよう命の大切さ」です。昨今、ニュースを見るにつけ、いじめ、虐待、交通事故など命や人権が軽視されているように感じられます。それを受けて、思いやりや支え合うこと、命の大切さを身近に考えるきっかけになればいいと願っています。
当日は「ヒューマンフェスタ2013」として、藤本美貴さんのトークショー、 「それいけ!アンパンマンショー」「人権擁護啓発ポスター展」「NPO法人の活動紹介」、京都の芸術系大学の学生さんによる「ユニバーサルデザイン体験コーナー」「映像と啓発グッズの提案コーナー」「似顔絵コーナー」、 世界各国を楽しくめぐれる「記念撮影&スタンプラリー」、世界各国の食べ物を味わえる「世界の料理コーナー」、福島県の県産品の販売コーナーなどを行います。
また、別の会場では鮎川さんに人権宣言を朗読いただき、千住明さんの記念講演をいただく「人権フォーラム」、広め隊の学生が企画運営する「チャリティコンサート」なども開催します。
●チャリティコンサートについて
チャリティコンサートについて、企画運営している「世界がひとつの家族のように・広め隊」の代表の磯崎舞さんとコンサートに出演される「空中ループ」のボーカル・松井省吾さんにお話をお伺いしました。
●磯崎さんにチャリティコンサートの全貌をお聞きしました。
コンサートは自体は、私たちの活動に賛同くださった5組のバンド・グループに出演いただけることになりました。また、広め隊広報部である京都教育大学の学生たちが作った募金箱を設置し、東日本大震災ふくしま子供寄付金への募金を募ろうと考えています。
さらに当日は、日野小学校ヒップホップダンスサークル「ドルフィン」が、応援に駆けつけてくれることになってとっても喜んでいます。ぜひ、子どもたちのダンスも楽しんでもらえたら嬉しいです。
続いて、広め隊に入って印象に残っているエピソードと活動を始めてから自分が変わったと思うところをたずねました。
特に印象に残っているイベントは7月に新風館であったイベントで、ブースを出して、子どもたちとふれあったり、人権に関するメッセージを来場者に書いてもらったりして、そこで本当の意味での活動の意義を認識できたと思います。
自分が変わったところは、人との出会いを大切にするようになったことです。今の活動は、普通の学生生活では出会えないだろう他校の学生や社会人と出会え、ラジオ出演をはじめ、普通では体験できない経験をさせてもらい、すごく刺激を受けています。これもすべて出会いがあったからこそだと思っています。1つ1つが貴重な出会いだと思って、その出会いを大切にしたいと思います。
●コンサートでトリを飾る空中ループのボーカル・松井省吾さんに、「つながりと思いやり」についてのご意見と、コンサートに向けての意気込みをお伺いしました。
空中ループは結成7年目のバンドですが、メンバーには中学の同級生もいて、古くからの付き合いです。それでもすれ違いや意見の食い違いなどは生じるので、その時は相手を信じることを大切にしています。何も言わない・無関心が一番悪いことだと思うので、言わないといけないことは伝えながら、調整して絆や信頼を深めていくよう気をつけています。
チャリティコンサートでは、「世界がひとつの家族のように」を空中ループがアレンジさせていただいたものを披露したいと考えています。なるべく気軽に口ずさんでいただけるようにアレンジをさせてもらったので、当日は広め隊の皆さんとステージで一緒に歌えたら嬉しいと思っています。
●毎回ゲストにたずねている「いのちの歌」。今回は空中ループが思い入れを込めて作った歌についてお伺しました。
東日本大震災の被災地にボランティアとして、社会人や学生たちと入り、奇蹟の一本松を保存している方の「たくさん松のあった昔の風景を取り戻したい」という言葉を耳にして、応援すべくボランティアの皆と言葉を出し合って作られた「夢の続きを」をご紹介いただきました。
最後に、以前ゲストで出演いただいたサウンドセラピスト・AIKA さんが福島市音楽堂で杉並小学校の児童たちと「世界がひとつの家族のように」を合唱してくれたことを鮎川さんから報告いただきました。
鮎川さん自身も、山田啓二京都府知事のメッセージを預かって現地に入られ、朗読されたとのこと。京都から発信した「世界がひとつの家族のように」が福島県で歌われたことをきっかけに、もっと広がることに期待が持てるエピソードでした。
8月5日(月)に京都駅前で開催されたハートフルコンサートで出演者、会場の皆さんで歌った「世界がひとつの家族のように」で始まった今回は、広め隊の企画部で活動している佛教大学3回生天崎麻衣子さんと、人権啓発キャラクター制作者の海士部綾さんをスタジオに迎えてお話をうかがいました。また、後半は絵画やライブペイント、絵本、アニメーションなど幅広く活動されている画家のMAYA MAXXさんのインタビューをお届けしました。
●広め隊の今までの活動
7月15日(祝・月)、広め隊初めての活動は新風館で開催された「α-MO'COOL FESTA」。そこでは、世界各国の民俗衣装を着た人型をたくさん作成し、子どもたちに色を塗ってもらってパネルに貼り、みんなで1つの絵画を仕上げました。また、「世界がひとつの家族のように」を聴いた感想を書いてもらって、写真撮影をするという企画もブース内で行いました。当日参加していた天崎さんは「家族連れや祇園祭に遊びに来た人々と一緒になって人権について考えるきっかけになったような気がします」と振り返ってくれました。
次に8月5日(月)に開催されたハートフルコンサートでは、海士部さんが制作された京都府人権啓発キャラクター「じんくん」のお披露目があり、じんくんがプリントされた付せんなどのグッズも配布。老若男女から「カワイイ」という声が聞かれました。
9月10日(火)には、山内修一京都府副知事へ広め隊の活動を報告しました。山内副知事に「α-MO'COOL FESTA」で実際に使用したパネル等をご覧に入れながら活動を報告し、山内副知事からは「音楽や絵画は言葉や宗教などを越え、人の心の壁を取り払える貴重な共通のものです。この歌を広めるために、皆さんが大学の枠を越え、社会的な取り組みを熱心に活動されていることは素晴らしいことです。多くの人と絆を作りながら、これからも頑張って欲しい」というエールが送られました。
今後は11月3日(日・祝)に広め隊として最大のイベントである「チャリティーコンサート」をみやこめっせで開催します。当日は、京都ヒューマンフェスタ2013も開催されているので、少しでも多くの人に人権に触れてもらうと同時に、「世界がひとつの家族のように」を聴いてもらう良い機会となることでしょう。
●画家・MAYA MAXX インタビュー
2008年から京都にお住まいの画家・MAYA MAXXさんに、人とのつながりについてお話をおうかがいしました。
「絵を描くことを生業にすることは、自分やこだわりを表現して生きていくことなので、独善に陥りやすくなります。しかし、自分の絵を見てくれる人が居るからこそ、絵を描き続けられる自分がいることを知っているので、自分の絵が少しでも見てくれる人のためになることを信じ、その人たちのために描いています。また、制作している最中は、常に孤独と背中合わせです。私は思うのです。人は生きている以上、孤独です。でも、孤独を理解している人は孤立することはないと思うのです。昨今はネットなど人とつながる手段は多用化していますが、そこで生まれる希薄な人間関係が蔓延してしまっているのは非常に残念なことです。孤独がイヤだからと、希薄な人間関係ばかりに身を置いていると、ふと気付いた時には孤立してしまっていることも多いでしょう。私は孤立しないためには、自分を大切にして、他人からも大切にされる自分になることが大事だと考えています」と、現代社会の側面から人とつながる大切さを語ってくださいました。
最後に、MAYA MAXXさんが心に持つお守りとしている曲として、ボブ・ディランの「風に吹かれて」をご紹介いただきました。
今回は8月5日(月)に京都駅前で開催された「世界がひとつの家族のように」広め隊企画の「ハートフルコンサート」のレポートと、サウンドセラピストのAIKAさんのインタビューをお届けしました。
●ハートフルコンサート
オープニングとして、鮎川めぐみさんの「世界がひとつの家族のように」の歌詞の朗読に合わせて、広め隊学生が制作した歌詞のイメージパネルを来場者に披露した後、コンサートが開始。
近藤知世さん、ジュスカ・グランペール、京芸カルテット、柏野小学校の合唱がステージを飾り、フィナーレには出演者全員で「世界はひとつの家族のように」を合唱しました。
出演された近藤知世さんは「この歌を出演者全員で歌えて感動しました。世代を越えてひとつになれた気がします。これからも自分のライブでこの歌を歌い、広めたいと思います」との感想をくださいました。
合唱いただいた柏野小学校の生徒たちは「緊張したけれど、想いを観客の皆さんに届けられたと思う」「楽しく歌うことができた」と満足そうでした。
柏野小学校の塩見考次校長先生からは「日頃の練習の成果を存分に出すことができたと思います。友人たちの声をしっかり聞いて身体全体で歌い、心をひとつにして歌えていたのではないでしょうか。子どもたちを通じて、ご家族、地域へとこの歌が広まっていくことを願っています」と言葉をいただきました。
また、「子どもたちが歌ってくれたことが嬉しいです。柏野小学校の子どもさんたち、広め隊の活動をしてくれている大学生たちといった若い人たちが、この活動に賛同し、精力的に協力してくれていることが今後どんどんと広がる希望につながっていると思います」と鮎川さんからも嬉しいコメントがありました。
●サウンドセラピスト・AIKA インタビュー
鮎川さんの友人でもあり、音楽の力が人へ良い影響を与えることに着目し、人に癒しを与えるサウンドセラピストをされているAIKAさんにお話をうかがいました。
「阪神大震災を体験し、命に限りがあることを気付かされました。それまで、オペラ歌手として舞台に立っていましたが、音楽の力で一人でも多くの人を癒したいと思い、現在ではサウンドセラピストとしてリサイタルを行ったり、福島のこどもたちの心のケアを行う福島チャイルドサポートの活動を行ったりしています。“命の繋がりを大切にする”というコンセプトは私たちの活動でも根底に流れている想いです。音楽のある生活は心に安らぎを与えてくれます。「世界がひとつの家族のように」を聞き、この優しい音楽を人々の生活に届けられたら……と思いました」と笑顔でお話しいただきました。
最後に、AIKAさんの心に響く一曲には、イタリアの作曲家ジュリオ・カッチーニ作曲の「アヴェ・マリア」をAIKAさんご自身の声でご紹介いただきました。
今回は、7月15日(祝・月)に京都文化博物館別館で開催された祇園祭ミュージアムコンサートで披露した、「世界がひとつの家族のように」の初めての合唱披露についてのレポートと、8月5日京都駅で開催される「ハートフルコンサート」に出演してくださるジュスカ・グランペールのインタビューをお送りしました。
●祇園祭ミュージアムコンサート
千住明さん指揮、鮎川めぐみさん手話の下、京都市立芸術大学・京都国際交流合唱団の皆さんに合唱いただきました。会場には澄んだ歌声が響き渡り、京都府広報監まゆまろもが会場を盛り上げてくれました。
演奏後、この歌を聞いた観客からは「皆が相手の気持ちになって1つになれたらいいなと思いました」「感動しました」といった感想が寄せられました。それを聞いた鮎川さんは「満席の会場、観客に近いステージだったからこそ皆さんがこの歌に対して関心を持ち、耳を傾けてくれる姿を実感できました。この曲を聞いた人、ひとり一人が“好き”“いい曲”と思って広めてもらえたら嬉しい」と感想を述べられました。
指揮をいただいた千住さんにも演奏後お話をおうかがいしました。「国の重要文化財である石造りのホールでの演奏は、声の響きも素晴らしいものでした。古都京都で大切に保存されてきた建物のなかで演奏するということの意味を改めて感じます。この歌の根本に流れる思いは、過去から今まで人間が大切にしてきたものです。その曲を一般の方に披露する第一歩が古くから大切にされてきたこの場所だったというのは不思議な繋がりがあるかもしれませんね。改めて今後京都から世界へと発信していきたいと思いました」との強い決意を語っていただきました。
●ジュスカ・グランペールインタビュー
鮎川さんと10年来、ビジネスでもプライベートでも交流のある高井博章さん(G)とひろせまことさん(Vl)によるインストゥルメンタル・アコースティック・デュオ・ジュスカ・グランペール。
来たる8月5日(月)京都駅で開催される「世界がひとつの家族のように」広め隊企画の「ハートフルコンサート」に出演されるお二人に番組コンセプトである「つながり、思いやり」についておうかがいしました。
「ひとり一人が小さな気遣いをする……、それが思いやりに繋がるんじゃないでしょうか。例えば、市バスでお年寄りに席を譲るとか、譲ってもらったお年寄りが「ありがとう」と返すとか……そんな小さな気遣いが日本中、世界中の人に広まれば、すれ違いやもしかしたら戦争もなくなるかもしれませんね」と思いやりの可能性について語ってくださいました。
また、お二人の心に響く命の一曲Queenの「Teo Toriatte ~手をとりあって」をご紹介いただきました。
今回は、6月19日(水)に開催された京都府開庁記念日記念式典で披露した、「世界がひとつの家族のように」の初めての合唱披露についてのレポート。
当日は、京都市立芸術大学・京都国際交流合唱団・綾部市合唱団・京大合唱団・京都大学グリークラブ・京都大学音楽研究会ハイマート合唱団・同志社学生混声合唱団C.C.D.に所属している総勢48名の歌声が会場に響きわたりました。
演奏後、指揮をいただいた千住明さんからは「多くの人の声をあわせることで違う世界が作られることの素晴らしさを改めて感じました。これから、たくさんの人が色々なアレンジを加えて、この歌を育てていってもらえたら嬉しいです」との言葉をいただきました。
また、ステージ上で歌に合わせて手話を披露してくださった鮎川めぐみさんは「皆さんがしっかりした想いをもって歌ってくださったことが嬉しく感じました。また、手話で“家族”を表現するたびに、自分も合唱団の方とシンクロして温かい気分になることができました」と喜びを表現してくれました。
合唱指導には京都市立芸術大学の北村敏則准教授にご助力いただき、「歌う人それぞれの想いを優しい旋律にのせて歌い継いでほしい」とのコメントをいただき、合唱団の方々からも「込められたメッセージを声に込めて歌いました」「千住明さんの指揮で、楽曲の初披露に参加できて嬉しい」「歌を歌ったことで、人権をより身近なものとして捉えられるようになった」といった感想が寄せられました。
番組の最後には、「世界が一つの家族のように」のメロディーにあわせ、鮎川さんに詩を朗読いただきました。多くの人にこの歌を歌ってほしいという鮎川さん想いが詰まっているような朗読になりました。
冒頭で、イメージソングを多くの人に広めて歌っていただくための活動に協力してくれる「世界はひとつの家族のように」イメージソング広め隊の募集のお知らせをしました。
(現在、絶賛募集中です。少しでも興味を持たれた方はぜひご応募ください)
その後、中国出身の二胡奏者 チェンミンさんと作詞家鮎川めぐみさんの対談を放送。
チェンミンさんの家族との絆についてお話いただいた後、心を動かされた歌・手嶌葵さんの「テルーの唄」をご紹介いただきました。この曲の素朴な旋律や歌詞にメッセージ性を感じ、自身が二胡でカバーしたこと、3歳の娘さんのエピソードなどをあわせてお話くださいました。
また、5〜6年前に作曲された「祈り」という曲では、中国の子どもたちと日本の子どもたちにそれぞれ合唱してもらい、曲の中でコラボレートさせたことを語られ、いつか、その曲を通じて中国と日本の子どもたちを共演させたいという夢もおうかがいしました。
音楽が人を繋ぐ絆となるということに気付かされるお話を聞くことができました。
最後に、「世界がひとつの家族のように」のメロディーにあわせ、鮎川さんに詩を朗読いただきました。多くの人にこの歌を歌ってほしいという鮎川さん想いが詰まっているような朗読になりました。
山田啓二京都人権啓発推進会議会長・京都府知事と千住明さん、鮎川めぐみさんの鼎談の模様が放送されました。
実はこの鼎談、メロディができあがったばっかりの「世界がひとつの家族のように」の披露でスタートしました! 千住明さんと鮎川めぐみさんが歌われた録音を聴かれた山田府知事は「ささやいてくれるような歌で、聴いているだけで心優しくなるような感じがします」と感想を述べられました。そんな山田府知事の感想を聞かれた鮎川さんは、歌が心に浸透して平和な気持ちになれるよう、そのことで少しずつでも何かを変えていける歌になればいいなという気持ちでこの歌詞を作ったと話してくださいました。
今からみんなでこの歌を育てていきたい、と今後への意気込みを語られた千住さん。山田知事もみんなで歌える場を作って、少しずつでも変えていこうじゃないかという気持ちの流れができるような活動を考えていきたいと述べられました。
千住さんはこれから合唱用のアレンジにとりかかられるとのこと。どんな譜面ができあがるのか楽しみですね!
作曲家の千住明さんと作詞家の鮎川めぐみさんから、制作真っ最中の人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」についてお話しいただきました。
千住さんは、今まさに鮎川さんが作られた詩にメロディーをのせているところで、想いのつまった鮎川さんの詩に命をもたせる作業の楽しさを語ってくださいました。
鮎川さんは、人とのつながりや思いやりというテーマへの想いに加え、日々力をもらっている京都への感謝の気持ちも歌詞に込められたされたそうです。
その詩を鮎川さんご自身に朗読していただきました。胸がいっぱいになった…と寺田DJ。みなさん、歌の完成を楽しみにしていてくださいね。